デリケートなお悩み。




暑さもお盆まで・・・。
私の住む北海道では、暑さの節目がお盆までとされていますが、今年はどうやらそんなことはなさそう。


朝晩は涼しくなってきたけど、日中はまとわりつく暑さ。
寒暖の差が激しくなってきました。






さて、そんな暑さの話とは全く関係ないですが(笑)

今日は人には言いにくい『デリケート』な部分。
『痔に効くアロマってありますか?』と問い合わせをいただきました。
もちろん!あります。

ここでちょっと『痔』について色々調べてみました。
『痔』と言ってもその種類は様々。
・痔核(いぼ痔)・・・内痔核と外痔核あります。
・裂肛(切れ痔)・・・肛門の皮膚が切れたり裂けたりする状態。
・痔瘻(あな痔)・・・大腸菌などの感染により、炎症が起き化膿して肛門周辺に膿がたまる。

今回のお問い合わせいただいたのは痔核(いぼ痔)。
直腸側の内痔核(ないぢかく)と肛門側の外痔核(がいぢかく)。
外痔核は、血栓(血豆)を伴い、激しい痛みがあるのが特徴です。

肛門内での炎症の放置と血液循環が悪くて起きるといわれています。
便秘や下痢をしないことが予防の第一となります。
特に便秘は、排便の時に肛門を傷つけたり、うっ血を起こしたりするので
日頃から便秘にならないよう食生活や排便コントロールなどの注意が必要ですね。

今回は鬱滞うっ血に対して有効な固有作用を持つセドレンを含む
・アトラスシダー
ケトン類を多く含む場合は、乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、
神経系統の弱い患者(老人)、てんかん患者には使用しない。
(ケトン類に神経毒性や堕胎作用(流産惹起作用)があるため。)
・シダー
ホルモン依存型癌疾患、乳腺症などには使用しない。
(セスキテルペンアルコール類にホルモン様作用の可能性があるため。)
・サイプレス
ホルモン依存型癌疾患、乳腺症などには使用しない。
(微量含まれるマノオールにエストロゲン様作用があるため。)


血液流動に優れている
・レモン
塗布した肌を4~5時間は直射日光(紫外線)に当てないようにする。
(フロクマリン類に光感作(光毒性)作用があるため。)

血液抑制
・ヘリクリサム
乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い患者(老人)、
てんかん患者には、長期間・継続的・広範囲に多量の使用は避け、
注意をして使用する。
(ケトン類に神経毒性や堕胎作用(流産惹起作用)があるため。)

を提案してみました。
デリケートな部分なので、低濃度での使用をお勧めします。
痛くなってからももちろん、痛くなる前の予防にも是非使っていただきたいです。

ただ、こちらの精油。
どれも禁忌があり、妊産婦さんには使えないのが残念です。
女性は妊娠・出産で痔に悩まされる方も多いのですよね・・・。


※自己判断で無理をせず、万が一の場合は必ず医療機関へ行く事、
また、トラブルを避けるために精油の特徴・禁忌などは
専門家の意見をいただき正しく使用する事をお勧めします。

化学成分の含有量を分析し内容表示が明示されている
ケモタイプ精油』として有名なPRANROM社の精油を使っています。

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