旅立ちの準備のお手伝い。

7月のおわり。
終末期の高齢者さんにアロマケアを
させていただきました。
90代のおばあちゃん。
突然やって来た旅立ちの準備に
何か出来ることはないかとご相談がありました。
(掲載承諾いただいています。)

詳しくは書くことができませんが、
この時すでに全身に浮腫みが出ていて、
点滴などの医療行為が出来ない状態。



アロマで何が出来るのか。
香りからの作用と、トリートメントのタッチングで
【気持ちを落ち着かせ、痛みを和らげてあげる】
ことにアプローチさせていただきました。


・フランキンセンス
モノテルペン炭化水素を多く含む
鬱滞除去作用で体液の流れを良くする。
血液・リンパ液・胆汁などの体液が、正常に循環あるいは流ずに滞った状態を取り除く作用のこと。

・ラベンダー・アングスティフォリア
エステル類の神経バランス回復作用と鎮痛作用で
痛みを和らげリラックス効果を期待。


7月は気温の変動も激しかった。
循環器や呼吸器疾患を持病に持つ方には、特に辛い季節。




去年のことを思い出します。

父の体調が悪くなったのも、丁度去年の今頃でした。
いや、正確には去年の冬なんだけど。
その時は、もっと緩やかにを想像してた。
まさかこんな急にとは思っていなかった。

在宅で看取った父。
たくさんのアロマを使わせてくれました。
私の財産。

体調の変化の始まりはひとそれぞれ。
サインは必ずあります。
日々、見過ごさないように。

そして、最後は穏やかに。

今回貴重な体験をさせていただきました。
ご家族様に感謝いたします。
ありがとうございました。
そして、どうぞご自愛くださいませ。


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